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UiPathとは? ~実際に扱ってみて~

スリープラス坂本です。

入社したばかりですが、UiPathに触れる機会がありましたので今回はUiPathについて感じたことや実際に使ってみて思ったことなどを書いていこうと思います。

・RPAとは

RPA(Robotic Process Automation)は、近年急速に注目されている技術です。ビジネスプロセスの自動化を通じて生産性を向上させ、人間の作業を効率化するために活用されています。UiPathは、RPA分野でトップクラスのプロバイダーの一つで、その名前は多くの組織にとってなじみ深いものとなっています。この記事では、UiPathとは何か、そして実際に扱ってみて思ったことを書いていこうと思います。

・UiPathとは

UiPathは、RPAを実現するためのプラットフォームとして知られています。このプラットフォームは、ビジネスプロセスの自動化を容易にし、様々な業界での課題解決に役立っています。
一般企業であれば請求処理、請求書の整理など、事務作業の一部がRPAによって自動化されています。これにより人件費の削減やヒューマンエラーなどを防ぐことが可能になります。

・UiPathの特徴的な要素

1.使いやすいインターフェース

UiPathは直感的なドラッグアンドドロップの方式で開発できるため、プログラミングの知識があまりなくてもとっかかりやすいと思います。

2.アプリケーションの対応幅が広く精度の高い。

ほかのRPAツールは得意分野と不得意分野がはっきりわかれているものが多いですが、UiPathは様々なアプリに対応しており、汎用的にRPAを活用できる。

3.アクティビティの種類が豊富でほとんどの処理がアクティビティを使用して行える。

アクテビティとはワークフローを構成していく部品のことです。この部品を組み合わせて処理を書き込んでいきます。

4.Webシステム、アプリに弱い

RPA全般に言えることですが、頻繁にアップデートや更新が入るものには弱く、そのたびに修正を行わなければならないことがあります。

5.機能やアクティビティが多いがゆえに適切な選定が必要。

使うアクティビティが少し違うだけで、動作が不安定になったり、処理が遅くなってしまったりするのでたくさんある中からアクティビティや機能を 選ぶセンスも必要だなと感じました。

6.デバック中や処理の実行中はPC操作が一切できなくなる。

あくまで人間の操作の代わりを行っているので、基本的には画面上の操作のものが多くデバック中や処理中にマウスポインタやキーを触ってしまうとセレクターがずれたり、実行ロボットが要素を見つけられなくなってしまってエラーになってしまうことがある。
ある程度長い処理だったりするとデバック時間も比例して長くなってしまう。

・まとめ(実際に開発してみて)

UiPathのうたい文句で、ローコードでプログラミング知識がなくてもRPA化できるとありますが、確かに本当に簡単で単純な操作ならアクティビティを配置するだけで開発は可能だと思います。しかし少し複雑な処理であったり、長い処理であったりすると当然のようにプログラミング知識を必要とされ、企業の事務員さんや全く知識がない人が一からUiPathでRPA開発を行うのはかなりハードルが高いなと感じました。実際にプログラミング知識がまだまだな自分だとループ処理やデータテーブルの操作であったりDBとの接続、エクセル処理などかなり苦戦して常に調べながらでないと開発できませんでした。
しかし、自分のように知識がまだまだ浅い人にとっては学ぶことがかなり多かったです。一般的な言語のようにひたすらコードが羅列されているわけではないので、ワークフローをパッと見た時にどこで何の処理がされているのかかなりわかりやすいと感じました。
わからないところがあってもQ&Aが豊富で自分と似たような処理の記事も多くあったので助かりました。
そもそもRPAということもよくわかってない状態からのスタートでしたが、開発に関してはパズルのように組み合わせていく感じでとても楽しかったです。Oracle接続でかなりはまって大変だったのが一番記憶に残っていますがいい経験になりました。

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