コラム出張海外開発

3週間のタイ出張

こんにちは。原です!
1月5日~1月26日までタイへ出張に行って参りました。

今回の出張目的は、現地工場へのシステムの導入です。

昨今、コロナ禍で海外出張の機会が少ない中、とても良い経験になりました。
出張内容を簡単にまとめましたので、ぜひご一読下さい。

入国編

出国当日

朝8時頃に関西国際空港から出発!
乗客は、30人にも達していなかったように思います。シート3席を独り占めです。
タイまでは6時間弱で到着しました。

空港では、入国手続き前に検疫チェックがありました。
以下の3点の提示が求められました。

  1. Thailand Pass
  2. 機内で配布された検疫質問シート
  3. 出発72時間前のPCR検査陰性証明書

タイの入国許可証である Thailand Pass の取得は、オンライン申請時にワクチン接種証明書、有効な海外渡航保険証、検疫ホテル予約票をアップロードします。
それゆえスワンナプーム空港の検疫スタッフは、Thailand Pass に記されている QRコードを読み取れば、すでに提出済の書類を画面上で確認することができます。
こうしたことから、手続きはたいへんスムーズにできました。

入国審査

次に入国審査会場。
コロナウイルスの影響でガラガラでした。
もちろん、時間帯によってはまったく異なるのでしょうが、それでも長蛇の列が生じることはなさそうでした。

入国審査も短時間で完了。
そして、預けた荷物を受け取って税関を通り、到着ロビーへ。
そこはさすがに、大勢の旅行者、スタッフで溢れていました。
ホテルの出迎えデスクが並んでおり、スタッフに検疫隔離ホテルの名前を伝えれば、しかるべきデスクに案内してもらえました。
そこで旅券、ホテル予約票を提示したうえで、迎車の手配を待つのです。
私の場合は、5分程度で車が到着。スタッフの案内で、スムーズに乗車できました。
※入国時に公共交通機関を使って移動することはできません。

PCR検査

そして、ホテルに向かう途中に病院へ。
その病院には仮設PCR検査場所が設置されており、そこで待機していた医療従事者が、車までやってきて、その場で PCR検査がありました。
慣れてはきますが、鼻に綿棒を突っ込んで、検体を採取…。
やはり日本の検査より鼻が痛いです。
PCR検査を済ませたのち、ホテルでチェックインとなりました。

ホテルでの一時隔離

次の日は、夕方頃までPCR検査結果待ちでした。
ホテルの部屋から一歩も外に出る事が許されない為、朝食/昼食はお弁当が部屋に届きました。
ホテルによるところもあるかもしれないですが、日本食のお弁当が出てきたので不自由は無かったです。

ホテル自体は、すごくきれいで部屋も広く快適でした。
日本のビジネスホテルと比べると3倍ほどの広さがありました。
夜には、現地のドライバーの方に実際の滞在先ホテルまで送迎して頂き移動しました。

仕事編

現地の工場に出勤し、業務開始です。
工場へは朝8時に出社で、ホテルから工場まではバスで1時間かかりました。
道路が凸凹しており、車の揺れがとても大変でした。

作業内容は以下がメインとなります。

  • 工場内に設置しているPCへ開発したシステムを導入。
  • 現地の使用者に導入したシステムの操作説明を実施。
  • 実際の使用状況を見て、問題が無いか確認。

作業中は、スリープラス本社にてサポートして頂ける要員を2名確保頂いておりました。
当案件は、特にお願いすることは少なかったですが、もし現地にて不測の事態があったとしても、サポート体制が整っているので安心でした。

帰国編

帰国前

帰国2日前にPCR検査を受けました。
帰国時に出発72時間前のPCR検査陰性証明書が求められる為です。
無事陰性だったので、とても安心しました。

帰国当日

タイ空港に到着
飛行機にチェックインする為にカウンターに向かいました。その際に以下の書類が渡されました。

  1. 日本での水際対策に係る案内
  2. 日本入国後14日間の健康フォローアップのために、入力が求められる質問票の案内

質問票は、WEBから入力し、2次元バーコードを取得する。
これらは、日本の検疫時に提示が求められるものでした。

出国審査以降は行列もなくスムーズでした。
免税店は、5割ぐらいが開店している状況でした。

関西国際空港に到着

飛行機に乗り無事関西国際空港に到着しました。
到着後の流れは、以下の通りでした。

  1. PCR検査
  2. 書類/アプリの確認
  3. 入国手続き
  4. 隔離ホテルへ

関西空港内に唾液検査が出来る場所があり、鼻に綿棒を入れられる検査とは違い痛くも無いので良かったです。
記載した書類の不備など無ければ、30分程度でPCR検査待ちの場所に到着します。
PCR検査待ちの場所にて30分程度経過したところで、バスの出発時間と隔離先ホテルのアナウンスがありました。
そこで初めて自分の隔離先のホテルを知ることになります。
その後、バスで隔離用ホテルに向かいました。

ホテルでの隔離

ホテルでの隔離期間は3日間でした。
隔離最終日に再度唾液検査があり、そこで陰性となるとホテルから出ることが出来ます。
私は喫煙者なのですが、この期間タバコが吸えなくて大変でした。

ホテルでの隔離期間が終わり、自宅へ向かう移動手段としてレンタカーを予約していました。
※自宅等までの移動に公共交通機関の利用ができないため、お迎えや移動用の専用車の手配が必要。

自主隔離

3日の隔離を終えた後は、11日間の自主隔離となります。
自主隔離中は、毎日体調管理の報告と30秒のテレビ電話が必要となり、専用のアプリで報告します。
仕事の会議中などにテレビ通話がかかってくるときがあり、大変でした。

出社

11日間の隔離を終え、本社に無事出社しました。

おわりに

仕事を進めるうえで言葉の壁、習慣の違い、宗教の弊害などが大きな問題となります。
これらの多くの問題を一つ一つ克服しそしてシステムを導入する為、通訳さんや現場のメンバーの力を借りる必要があります。
そのため現場のメンバーとの信頼関係を築くこともとても重要な課題です。
ですが、悪い事ばかりではありません。
苦労も多いですが、プロジェクトが終わった後は強い絆が生まれます。
導入したお客様に喜んでいただくと、達成感もすごくあります。

弊社では、このように海外で仕事をすることがあります。
あなたもスリープラスで海外での仕事を経験してみませんか?

今回は、コロナ禍での海外出張の話でしたが、いかがだったでしょうか?
今後もスリープラスについて紹介していきますので、宜しくお願いします。

ご興味がありましたら、弊社ホームページもご覧ください。

一緒に会社を盛り上げたい!とあなたも思って頂けたなら、
是非私たちの仲間になっていただければと思います!

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