こんにちは、スリープラスの若林です。
今回は社会人に必要とされるスキルのうちの一つである「ロジカルシンキング」についてお話いたします。
ロジカルシンキングとは何か
ロジカルシンキングとは「論理的思考」といい、複雑な関係性の物事を整理して問題を解決するためや筋の通った一貫性のある主張をするために役立つ考え方です。
ロジカルシンキングを身に着けるメリット
ロジカルシンキングのメリットとして主に下記の5つがあります。
コミュニケーション力の向上
筋道を立てて自身の考えを相手に正確に説明できる。
問題解決力の向上
問題の原因を明らかにして解決に必要な要素を整理できるようになる。
分析力の向上
物事を要素ごとに考え、物事の関係性を把握できる。
提案力の向上
相手が求めているものを汲み取り、それに対してエビデンスなどを元に論理的な提案ができるようになる。
生産力の向上
業務を効率的にするために完遂までの最短のプロセスを整理し、無駄な作業を省くことができる。
実際にロジカルシンキングを学んで
私は、配属当初、ロジカルシンキングができていませんでした。
上司に報告する際に、正しく伝えられず、違う意図で受け取られてしまうことや、自分が分かっていない点を把握しないまま質問をしてしまい、ほしい回答を得られないことがあり、業務やコミュニケーションをとる上で、とても非効率な状態でした。
こういった状態を解消するために、ロジカルシンキングを学びました。
ロジカルシンキングを鍛えるために意識したことは、コミュニケーション面では、結論から話す、話のおわりを明確にする、具体的な数字を用いること、業務面では、質問する際につまっているところがどこで、何を教えてもらえば解決できるのか、それは誰が知っているのか、などの問題解決までの最短プロセスです。
これらを意識し続けた結果、以前よりも相手の立場に立って情報を伝えられるようになり、また、業務においても、自身の現状把握、問題解決に必要な情報の収集など、効率的に業務を行えるようになりました。
さいごに
このような社会人としての基礎的な考え方や思考力こそまず最初に身につけるべきだと強く感じました。今後の業務の取り組み方や普段のコミュニケーションでも大きく変わってくると思います。