こんにちは、スリープラスの岩藤です。
今回はプログラマーのお仕事をする上で、特に使用している便利なソフトウェアを3つご紹介します。
実際に私も業務で使用しており、日々その利便性を感じています。
また、紹介するにあたって各ツールの概要と便利機能をご紹介します。
1.サクラエディター
サクラエディタでは、文章を書くことはもちろんのこと、ソースコードを書くことにも向いています。
コードの言語に合わせた色分けが予め組み込まれているため、セット言語を変更するだけで、すぐに色分けが可能です。
また、マクロの利用も可能で様々な文字コードにも対応している。
1-1.タブを置換する
「\t」と入力して置換。
任意文字をタブに置換したり、タブを任意文字に置換することが可能。
Excelと組み合わせることで、Excelからサクラエディターにペーストした不要なタブを取り除いたり、サクラエディターからExcelにペーストする際にタブを調整したりする際に便利。
1-2.改行を置換する
「\r\n」と入力して置換。
任意文字を改行に置換することが可能
1-3.矩形選択(縦列で選択)
ALTキーを押しながらキーボードのカーソルキーを動かすか、
ALTキーを押しながらマウスをドラッグすることで矩形選択がおこなえます。
複数のint変数をunsigned intにする場合や、コメント位置を揃えて書きたい場合など。
“矩形”選択なので矩形に選んだあとに削除や変更の操作も可能。
1-4.対括弧の検索
「CTRL+[」で選択した括弧の対になっている括弧にジャンプ
1-5.ウィンドウの分割
[ウィンドウ]→[左右に分割]を行うことで、ウィンドウの分割が可能
F4キーで上下分割、Shift+F4キーで左右分割
1-6.シンタックスハイライト
voidやintなど、予約語と呼ばれる単語の文字色を変更することができる。
サクラエディタではハイライトする単語をすることができます。
[共通設定]-[強調キーワードタブ]-[セット名プルダウンメニュー]-[追加ボタン]より追加
1-7.行ソート、行マージ
・Alt+Aで昇順ソート
・Alt+Dで降順ソート
・Alt+Mで重複行のマージ
1-8.キーマクロの作成方法
単純作業をマクロで実行することにより効率的に作業することが可能
①マクロの記録開始 [Shift]+[Ctrl]+[M]
②キーボード操作を記録する。
③マクロの記録終了
④マクロの読み込みで上記ファイルを選択し実行する。
2.OsqlEdit
Oracle用のSQLエディタ&実行環境です。
使いやすいSQLエディタと,軽快な動作が特徴です。
Oracleの運用管理ツールや開発支援ツールとして,ご利用いただけます。
2-1.SQLの改行やタブ、半角空白、全角空白の見える化(SQL、データ共に設定可能)
「オプション」で上記項目にチェック
2-2.エディターで選択した範囲のSQL実行が可能
2-3.テーブルの内容をINSERT文にする方法
①対象のテーブルの全データを取ってくるSelect文を、osqleditの左上がわの大きいウィンドウに書いて、SQL実行(カ%ボタン)をクリック
②下のウィンドウに検索結果が表形式で出てくる。
③下側に出てきた表を全データ選ぶ。普通にドラッグするとデータは選べる。
④ドラッグしたら右クリックするとプルダウンメニューが出てきて、その中に「INSERT文作成」みたいなのがある。
⑤それを選択すると、上のウィンドウ(Select文を入力したウィンドウ)にINSERT文が表示される。
2-4.過去に実行したSQL参照
「ファイル」→「ログファイルを開く」
ログファイルより過去に実行したSQLを参照することができる。
2-5.テーブル名を右クリックでSQL4大命令を自動生成することができる
(主にSELECTでデータを参照する時に便利)
2-6.短形選択(縦・列の選択)
「ctrl + B」で選択することができる。
3.Rapture(おにぎり) 無料のキャプチャソフト
キャプチャすると、常に最前にでてきてくれるので、付箋として大量に資料を並べて作業することができます。
プログラムをするときに、参考にしたいサイトの一部を付箋にしたり、絵を描くときに、大量の参考資料を並べたりと大変便利です。
3-1.Ctrlボタンを押しながら、キャプチャした画像をなぞると、書き込みができます。
右クリックで色・線幅・蛍光ペンなどの設定が可能。
3-2.保存のファイル名に日時を入れることができる
「設定」>「全般」>「タイトルの書式」
「%y%m%d_%h:%n:%s」と入力
3-3.保存形式、自動保存の設定
標準フォーマットを任意のフォーマットを指定することができる。
特に理由がなければ、圧縮率の高いJPEG形式がおすすめ。
また、自動保存設定をしておくことで、指定したフォルダに自動保存される。
終わりに
適宜ソフトやツールを使用することにより、大幅に作業時間を短縮することができます。
極論ですが、手作業で10分かる事をツールやソフトを駆使して10秒で終わらせれるとしたら、同じ作業を6回やると約1時間の差が出来ます。
細かい内容ですが、塵も積もれば山となるで大きな差に繋がります。
こういった効率的な作業方法は、プロジェクトが遅延して忙しくなった時の助けにもなります。
みなさんも今後作業していく中で同じ動作を繰り返し行っていると感じた時は、サイトで調べたり、他人に聞いてみたりして、時短できる方法を常に模索していくと良いと思います。